概要

コピー(英語:Copy

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理想の彼女を作る

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2015/08/22

エミュレータとは

他のハードウェアをソフトウェアで再現するものがエミュレータです。一般にハードウェアによる処理速度はソフトウェアによる場合に比べ、非常に高速であることは、パソコンを少しでも勉強されたならお分かりでしょう。従って、エミュレータを動作させるためには、実機(エミュレーションされる側のハードウェア)に比べ圧倒的な性能を要求されます。これは、高価なパソコンを使用しなければならないことを意味します。
ゲームなどのソフトがなければハードをエミュレーションさせてもほとんど意味はありません。最近はエミュレータで動作するゲームを自作している方もあり、特別なハードを使用しなくてもゲームを公開できるようになりました。


エミュレータに違法性はあるか

ハードウェアのコピーは違法性が高く、海賊版とかニセモノと呼ばれます。ソフトウェアをコピーした場合は確実に違法です。このコピーとは、元と同一のプログラムコードを含む場合であって、類似しているだけでは違法になりません。
IBM PC/AT発売時OSに採用されたのはMicrosoft社のMS-DOSでした。このMS-DOSは他社のOSを模倣(同一コマンド同一機能)したもので、当然裁判になったものです。これは同一ハード上で動作するものなので、エミュレータではありませんが、同一機能の実現を異なるプログラムコードで実現することからパソコンの歴史が始まったことになります。第一、WindowsもMacOSに似ているのは誰でも知っていますし、Windowsで動作するMACエミュレータも、Macで動作するWindowsエミュレータも存在します。
つまり、ハードウェアが異なるため、同一ソフトは動作しないためコピーではないため、エミュレータに違法性はありません。ただし、ゲームソフトのコピーはバックアップの域を越えると違法です。ゲーム機の場合、コピーしたソフトはコピープロテクトにより動作しないでしょうから、バックアップする理由は存在しないでしょう。まして、ゲームのコピーをインターネットで公開することは本人も含め、誰もが違法であると感じているのではないでしょうか。
エミュレータが、ソフトの違法コピーを助長する可能性を否めないのも事実です。これについては今後考えていく必要があります。


ソフトの違法コピー

ソフトウェアのコピーを配布することは違法です。バックアップを禁じて使用許諾とするものもありますが、一般的には、正規ユーザがひとつだけバックアップを所持するだけで、配布しないなら咎められないでしょう。その範囲を超えるコピーが「違法コピー」と呼ばれるものになります。
違法コピーソフトを配布することは、有料無料にかかわらず違法ですし、交換も違法です。海外から、違法コピーソフトを国内に持ち込むこともできません。市販ソフトのコピーまで存在しますから、ソフトメーカは対策に追われることになります。その費用は当然製品価格に上乗せされるでしょうから、購入しているユーザにはたまったものではありません。これについては早急な対策が必要です。