2015年 SEOの傾向と対策
また別の問題として、Google Analyticsでのデータ非表示が、Webサイト解析や改善においての課題になりました。
今では、平均で87.5%のキーワードが表示されません。(not provided)
また、トラフィック分析では「Direct」の割合が増えました。重要な流入トラフィックの情報が隠れてしまいました。実際のところはわかりませんが、ブラウザのプライバシー強化によりオーガニック検索かどうかの判断ができないトラフィックが増えているそうです。(参照:Experiment Shows Up To 60% Of “Direct” Traffic Is Actually Organic Search)
では、今後のSEO対策はどのように行っていったらよいのでしょうか。
1. キーワードサーチ
キーワード調査には、AdWordsだけではなく Google サジェストやユーザーデータも利用しましょう。reddit などのWebフォーラムやソーシャルメディアで人気のある質問やフレーズから見つかるキーワードも有効です。
2. コンテンツ制作
キーワードのみにフォーカスした、良質でユニークなコンテンツを作成するという考え方を改める必要があります。よりユーザーにフォーカスしたコンテンツを作成することがSEOにも効果があります。(上記のキタキツネの例を思い出してください)
ポイントは、
- 独自の価値 – どこでも手に入らないような情報を提供する
- 関連性 – 検索エンジンが「検索者の意図するトピックである」と解釈するコンテンツにする
- 役立つ – 検索者の役に立ち、効率の良い方法で解決できる
- モバイル最適化 – どのデバイスでも簡単に消費できる