「バチが当たる」って本当?

「罰って信じますか?」
浮気・暴力・借金など、どちらかの一方的な原因で男女が別れた場合、その原因を作った方には後々バチが当たるのか?という疑問について、さまざまな回答が寄せられています。
■バチが当たった体験談が続々
「私はもうつきあって3年たつ彼氏がいますが、今年に入って急に仲良く(大人の意味での仲良く)なった上司がいます。関係を持つようになってから、毎月のように車をぶつけたり、ついには追突事故までしてしまいました」(noname#4751さん)
「以前、あまり深く物事を考えずに結婚している男性と『割り切って』遊んだ事が2回ありました。その後、付き合った人に2回続けて騙されたり、二股をかけられたりしました」(0102maikoさん)
やはり皆さん、「もしやバチでは」と思ってしまった経験がおありのようです。
■「類は友を呼ぶ」のが原因?
なぜ恋愛関係では「バチが当たりやすい」のか? という疑問については、こんな回答がありました。
「私がいつも思うことなんですが、常にAという行動をとる(とりがち)な人のまわりには、Aという行動をとる人が集まりやすい、ということです。いわゆる類友ということですね」(noname#4716さん)
つまり、浮気がちな人はつい同じように浮気がちな人と付き合ってしまい、結果的に浮気をされてしまうのでは?という説です。たしかに、いつも浮気だなんだとモメているカップルもいれば、まったく波風の立たないカップルもいますよね。これはカップル2人の気質が似ているせいかも、と思うと、なかなか説得力がある説です。
■本当の悪人にバチは当たらない
また、こんな意見も。
「バチが当たる(当たった)かも、と思う人は、素晴らしい人です。そういうふうに『自分が過去にしてきたことは間違ったことだったんじゃないだろうか』と思える人は立派な人です。(中略)…『バチなんて当たらないさー』と思う人もまだいいほうで、本当にどうしようもない人は、実は、なーんにも思わないんですよ。『これは過去の○○のバチが当たったのかな?』なんていうことは、これっぽっちも思いません。平気で、シレッと世の中を渡り、そのまま無事に一生を終えてしまいます」(bun-bunbunさん)
黒澤明監督の作品に『悪い奴ほどよく眠る』というタイトルの映画がありますが、たしかに「バチかも」と感じるのは自分のしたことに罪悪感を抱くから。そう感じている分には、その人は本当の悪人ではないのかもしれません。
バチは善人にしか当たらない――なんだか理不尽ですが、そういう風に捉えることもできますね。