2015/08/31
●被害者のみなさん●
自分が受けている被害の実態を目で見てみましょう。
自分達がいかに理不尽な目にあっているのかきちんと理解しましょう。
どんな暴力であれ「暴力を受け入れなければならない」なんてことは絶対にないのです!
自分がDVの被害にあっているのだと知ることが、これからの人生の第一歩です。
私たちは自由であっていいのです。
私たちは自由に感じ、考え、行動して良いのです。
悲しい気持ちも、苦しい気持ちも、寂しい気持ちも、そして怒りの気持ちも、『持ってよい』のです。
被害者は加害者から暴力を受けたときの感情すら持つことを許されません。
加害者は「お前が悪いからなのに、どうして悲しがる必要があるのか」などと言います。
理不尽きわまりない言い方ですよね。
でもDVの渦中にあるときは、被害者はそんな勝手な加害者の言い分も許してしまいます。
あげくに「私にも悪いことがある」「私が変われば相手も変わる」などと涙ぐましい努力をします。
こういう被害者の気持ちは加害者にとって自己反省をせずにすむ【おいしい餌】です。
このパターンから加害者は「お前が俺を満足させたら俺も考えよう」などと傲慢きわまりない態度を取ります。
被害者の努力は、まったく無駄なのです。
加害者は支配を目的にしているのですから、被害者が何をしようと満足はしません。
気づいてください、暴力に。
そしてあなたの内にある【精神の健康】を取り戻しましょう